生は難く、死は易し

【読み方】せいはかたく、しはやすし

【意味】苦しみに耐えて生きるのは難しいが、苦しみに耐えられず死を選ぶのは容易であるということ。

引用元:故事・ことわざ・慣用句辞典オンライン

https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/3456.php

「生きる」

 「生きる」ということは崇高で、何にも侵されない、至高の事柄である。

 こういう考えに、あまり賛同できない。ここまで極端でなくても、人々が自ら命を絶つことをまるでこの世で最も悪いことのように扱う考え方に、ずっと疑問を持って生きてきた。「逃げじゃない」、「溢れた」、「耐えられなくなった」。こんな表現をいっぱい見てきた。でも、結局、根本にあるのは「死ぬのは怖い」なんじゃないかな。

 「死んだ」という状態は、生きている人間には理解できないし、体験することもない。もちろん、死んじゃった人に「どんな感じなの?」って聞くわけにもいかないし。どんな状態なのかよくわからないから、怖いから、進んでその状態になることを「悪い」としてるんじゃないかなって思ってます。

 そりゃ、「生きる」ことは偉いよ。だって、生きてるんだもん。誰しもが悩みを抱えているだろうし、それぞれの問題に立ち向かっている。でも、「死ぬ」という選択を否定するのはおかしいよ。

 ...自分から、死ぬつもりはない。だって、怖いし。痛いし。リスクが大きすぎる。それに、僕は臆病だから。

 そういう選択肢を取った人を...尊敬する、とまではいかないけど、責めようとはとても思えない。

「良い」って

 「あなたは一人じゃない」、「理解してくれる人がいる」、「きっと良くなる」。こんな言葉をいっぱい見てきた。これがよく理解できない。だって、僕のことは僕が一番よく知ってる(はず)。僕のことは多分、誰も理解できない。僕も、他の人のことを理解できない。人に話すことに、"""理解してもらう"""ことに、意味を感じない。

 それは「傲慢」なんじゃないかって思っちゃうんです。語ることはできても、させることはできない。それが体験。(経験も?)それまでの人生で、周りから得た喜びを、(そして苦痛を)、代わりに体験したり、してもらうことはできない。

 この文章だって、誰かにとっての「傲慢」だろうよ。でも、いいんじゃない?理解してもらおうなんて、思ってないし。吐き出したら、何かわかるかなって。"vent"ってやつです。

 で、「良くなる」って、「良い」って、なに?何がいいの?今僕がしていることは、悪いことなの?「治す」っていう表現にすら、「治療」っていう言葉にすら、違和感を感じている。

 答えは自分にしかわからない。だって、この想いは誰にも理解できない。できるのは、理解できるのは、僕だけじゃなきゃいけない。この気持ちを評価する基準だけは、絶対に人に渡してはいけない。そうじゃなきゃだめなんです。

「だからどうした」

 何を達成しても、誰と過ごしても、泣いても、笑っても、20分もすれば「だからどうした」が勝ってしまう。たぶん、もう、僕にはどんな言葉も、誰の言葉も意味をなさないんじゃないかな。虚無感が消えることは、ないんだろうね。

 観察して、書き留めて、そしてなにより、考え続けるのは、僕にとっての生存戦略。これが止まっちゃったら、生きることに、意味なんてないんだって受け入れちゃったら、心が壊れちゃう。

 自分のことを、おかしいとは思っていない。だって、これ以外の生き方を知らない。小さいころからずっとそう。いつまで続けられるんだろうね?